なんだろうね、この違和感は。
離れている。しかしその距離を縮める術を知らない。その一歩が踏み出せない。
踏み出せないのはおそらく不要だからだろう。
必要なら、可能な筈だ。
不可能なのは、望んではいけなかったから。
若しくは、本来備わっているべき能力が欠けているか。
どっちでもいい。
あるのは、現実。
受容しようが拒絶しようが、ただそこにあるだけ。
壁に触れずにいれば、痛みを感じることもない。