フィギュアスケート。前にも書いた通り細かいことはわからないのだけれど、演技し終えた瞬間の荒川選手の表情が全てを物語っていたと思います。
他に印象に残ったのはエミリー・ヒューズ選手です。ミシェル・クワン選手の欠場で急遽出場が決まったこともあってか所々に粗さが出ていたものの、溌溂とした滑りで観客を魅了していました。想像するに彼女はスケート人生の中で偉大すぎる姉と比較され続けてきたのだと思いますが、とにかくオリンピックの舞台で舞えることの喜びを噛み締めながらスケートを楽しもうという姿勢が伝わってきました。
てるてる家族でも姉妹でフィギュア選手っていう設定だったもんな。

裏ジャケ。

月刊HIDEKI 2月号

月刊HIDEKI 2月号

カップリングに収録されている「ハク」をライブで聴いてから一年半も経つけど、覚えてるもんだね。もちろん曲が良いからだけど。

今日も五輪ネタで。
アイスホッケーのカナダ対チェコ戦が放送されていた。
自分は、この歳にしては他の人よりアイスホッケーを生で見た回数が多いと自負しており、というのも高校生だった時分に、めんこいテレビの近隣に位置する盛岡市のアイスアリーナという所にリヤカーを引いたり引かなかったりしながら足を運んだことが何度かあり、岩手県の高校としては四本の指に入る、といっても五本目の指は常に空席というか永久欠番というかまぁ平たく言えばアイスホッケー部のある高等学校が4校しかなかったわけなんだけれども、とにかく選手の交代が頻繁に行われるとか反則によってプレーヤーが隔離されてしまい数的な優劣が生じるとか試合が三つのピリオドに分けられるとかリンク整備用の車がやけにカッコいいとかいう、この競技の特色というのはわかっていたつもりであり、また、あの頃自分は中学生だったであろうか、週刊少年サンデーなる漫画雑誌に「行け!南国アイスホッケー部」という、なぜか今はマガジンで連載している久米田康治という作者による作品を読んだことがあり、これは羊頭狗肉というか看板に偽りありというか実際に南国鹿児島で青春をアイスホッケーに捧ぐ若者たちが題材として扱われたのはほんの序盤の部分だけで、中盤以降は男性器が家出をしてチン上げや週休二日制を訴えるというようなお下劣なアングラ路線をひた走る漫画であったのだけれども、その数少ないアイスホッケーのシーンの中に、ホットコーヒーでリンクを溶かして湯気を発生させキーパーの視界を妨げるマボロシシュートなる技や、UWF高校という反則スレスレの暴力が売りの高校と対戦した際には予め自らの口腔内にトマトジュースを含ませ、相手チームの選手と接触した際にタイミングよくそれを噴き出すことにより悪質なファールを審判にアピールするというようなシュールな場面があって、斯くの如き理由によりアイスホッケーという競技に対しては少なからず興味というか親しみを持っていたわけであるが、やはり世界最強のチームを決する五輪の舞台、そして予選リーグの三、四位争いとはいえ前回及び前々回の優勝チームの対戦とあって、自分が知っているアイスホッケーとは雲泥の差があり、先ず何より個々の選手のスピードが違い、ひとつひとつのプレーが間髪容れず展開され、パワーにしても桁違いで反則でもないのにスティックが折れたのにも拘らず実況がさほど驚いていないところから察するにそんなことは日常茶飯事なようで、また、カナダの先制点も自分からすれば文字通り目にも止まらぬ早業であったのだが、アナウンサーが、いやぁ今のはなんてことのないシュートに見えましたがねぇ、なんてぇことを宣い、なんだてめぇ何様だなんてテレビ受像機に毒づいたりはしたものの、いや寧ろこれは自らの無知を恥じる方が謙虚ってもんだなと思いなおし、オフサイドとアイシングがわかっただけでもよしとしようと思い。
たぶんこれ見てないとは思うが、たばちゃんスゲェよ。


あと、今週のビッグコミックスピリッツに掲載されている中退アフロ田中という漫画が面白かった。笑った。男ってしょうもない生き物だよ。なぜかそこで脳内に流れてきた曲がこれで。

男の子と女の子

男の子と女の子

間違っても郷ひろみの方ではない。キミタチオトコノコー♪


あ、中退といえば、今日大学辞めた。