がんばらナイト

月曜の夜は自分の部屋にいることが多い。なんとなく十一時台はNHK英語でしゃべらナイトを見てしまう。今回のテーマは日本のお笑いが世界に通用するかというようなものだった。
企画自体もなかなか楽しめたが、特に興味を引かれたのが桂枝雀さんのVTRだった。笑いの前に国籍、人種の違いなどないという芸人根性と、うまく他人とコミュニケーションがとれないもどかしさを打破するために縋るように英語を習得している姿に悲壮感すら覚えた。そんな父を一知さんとCuttさんはどんな思いで見ていたのだろうか。
お二人のことを深く知っているわけではないけれど、周りの人たちを笑わせてくれるサービス精神と、己の道を極めんとする姿勢は、確かに受け継がれているんだと思う。