2005-09-24 ■ 日記 いやなことがあった。 わたしはそれを忘れようとする。 ぐしゃぐしゃにしてごみ箱に押し込めて、はじめからなかったことにしようとする。 優しいあなたはわたしを慰めようとして、ごみ箱からそれを引きずり出す。 わたしの目の前に突きつけて、こんなものなくなってしまえばいいのにね、と嗤う。 そんな時、わたしは「わたし」を押し殺す。 そして「わたし」はわたしからまた一歩遠ざかる。