こういうのが読みたかったんですよ!

元shameのボーカルで現在はORCAというユニット(?)で活動中の前田一人氏がブログを開設したそうで、今日初めて拝見させていただいた。http://cutt.cocolog-nifty.com/
僕は好きなミュージシャンを過大評価してしまう嫌いがあるのだけれども、それを差し引いても前田一人という男の多才ぶりは音楽以外でも発揮してほしいと以前から思っていた。
shame時代にキャンペーンで地方のラジオ番組に出演したときなどは「よく喋るオモロイ兄弟のバンド」的なキャラがレッテリングされていた印象が強く、Cuttさんも本当に伝えたいことを抑えていたような気がする。まぁプロモーションにはインパクトも大事なのでそれを一概に否定することはできないのだが。
公開生放送のラジオのレギュラーとしてshameのメンバーが毎月仙台に来ていた時も三十分という限られた時間(曲やCMもあるし)ではやはり不完全燃焼の感が否めなかった(余談だが女性ファンがひしめくサテライトスタジオに男一人で行く勇気がなかなか出ず、見に行ったのは2,3度だけだった。それ以外は自転車で十分もあれば着くスタジオにメンバーがいるのにもかかわらず部屋で聞いていたのだ。今思えばもったいないことをしたものである)。
そんなところへ持ってきてご本人もブログに書いておられたとおり、ミュージシャンとしてではなく一個人として彼の文章が読めるのだからこちらとしては願ったり叶ったりなのである。
内容も期待通りの読み応えのあるブログなのだが、やはり気になるのは「english study」のカテゴリーだ。日本のボーカリストには珍しくやけに英語の発音がいいCuttさんはやはり人知れず努力をしていたのだ。その方法も彼らしく、すぐにでも取り入れたくなるようなものやとても真似できないものなど多岐に渡っており、ただただ感服するばかりである(ちなみに僕は今までカラオケでLOSERSの二番のBメロをうまく歌えたためしがない)。


とにかく。
ひとつ楽しみが増えました。また仙台でもライブやって欲しいなぁ。