春場所十四日目

27で連勝が途切れた朝青龍は黒い廻しで登場。もろ差しこそ叶わなかったものの魁皇に右上手を許さず、深く差した左からの下手投げで十一回目の優勝を決めた。やはり現在の相撲界はこの人を中心に回っている。
期待を背負いながらも自分の相撲が全く取れていなかった白鵬が千秋楽を前になんと星を五分まで戻してきた。精神的にも場所中に持ち直すことは不可能と思っていただけに、大物の片鱗を見せつけられた思いがある。ここまできたら明日は是非とも勝ち越しを決めて来場所に繋げてほしい。