何を思えば、何て言えば。

感傷に浸る間もなく迫り来る現実は人を強くするのだろうか。
不謹慎なのかもしれないが、僕は彼を尊敬する。
こんな時、もし自分だったら...という想像は何の意味も成さない。
だから、どんなにちっぽけなことでもいい。俺にできることがあるならいつでも呼んでくれ。お前には大きな借りがあるんだから。


それから、神様へ。
あなたが本当にいるのなら、何故こんな仕打ちをするのか僕を納得させてください。
それが無理なら、彼を襲う災いの三分の一をどうか僕へ譲ってください。
因果応報が真実ならそれぐらいはしてくれないと割に合いませんよ。